資料番号 | 会社名 | 名 称 | 概 要 |
1.掘削 |
1-1 | 小松製作所 | ダブルシールド型TBM | 健岩部ではグリッパで坑壁から反力、軟弱地層ではセグメントから反力を取って多様な地盤に対応した掘削機械 |
1-2 | 佐藤工業 | トータル発破システム(DMEC) | (1)長孔削孔システム(Drilling) (2)発破パターンマーキングシステム(Marking) (3)発破エキスパートシステム(Expert) (4)新装薬システム(Charging) の4技術を統合支、山岳トンネルの急速施工を可能にする支援システム |
1-3 | 福田組 | トンネル急速施工システム(TWS) | 開発・導入した多機能型全段面掘削機(TWS)により切羽掘削からインバートコンクリー打設までの作業を、同時並行して行うことができるトンネル施工システム |
1-4 | 大成建設(株) | 万能型シールド | カッタヘッドを180度回転させて機内でのカッタビット交換を可能とし、地質に合わせたビット交換をすることで軟弱地盤から岩盤まで全ての地盤に1台のマシンで対応可能とした。 |
1-5 | 大成建設(株) | 硬岩自由断面掘削機による無発破工法 | 任意のトンネル断面に適応可能な、高度に自動化された硬岩掘削機械 |
1-6 | 大成建設(株) | 大断面TBM工法 | 硬岩?軟岩、不良地山までを含めた広範囲の地質の山岳トンネルに適用可能な大型のTBMを用いたトンネルの急速施工技術 |
1-7 | アイサワ工業(株) | RS(Rock Splitter)工法 | 削孔から割岩までの一連作業をシステム化して1台の機械で行なう硬岩トンネル機械掘削工法 |
1-8 | 戸田建設(株) | TBM工法 | 岩盤だけでなく、湧水を伴う地盤や粘土層をはさむ複合地盤にも対応可能な密閉式のTBM |
1-9 | 戸田建設(株) | 制御発破工法 | 高秒時精度電気雷管を使用して発破に伴う振動を抑制する工法 |
1-10 | 日立造船 | 放電衝撃発生装置 | 短時間の高い放電エネルギー密度による発生衝撃力を利用するものです。 |
1-11 | 奥村組 | TBM自動掘削システム | TBMの掘削・方向制御作業を自動化 |
1-12 | 奥村組 | 立坑TBM工法 | TBMを用いて鉛直下向きに全断面掘削を行うもので、掘削と平行して覆工を行うことにより大深度立坑の急速施工を可能にします。 |
1-13 | 奥村組 | 斜坑TBM工法 | パイロットTBMを下から掘削しリーミングTBMを上から掘削しパイロット坑をズリだしに使用する。 |
1-14 | 奥村組 | SD工法 | スロットドリルによりトンネルの外周に沿って溝を設け、トンネルによって生じる振動騒音が周辺に伝播するのを大幅に低減する工法 |
1-15 | 奥村組 | SD・EDD発破工法 | SD工法とIC雷管の双方の特長を組み合わせ発破の振動騒音を大幅に低減する工法 |
1-16 | 三井三池製作所 | NARAI掘削システム | 自由断面掘削機の切削ドラムの3次元座標をリアルタイムに管理・制御することによりオペレーターの熟練度に左右されず、設定断面の線形通り高精度(±5cm)掘削システムです。 |
1-17 | 熊谷組 | 爆薬の自動装填システム | 本システムは爆薬と込め物をエアーによって搬送、装填する遠隔操作装置と装薬孔の清掃装置で構成され、発破掘削の安全性を向上させる。 |
1-18 | 飛島建設 | NJD工法 | 泡を利用した削孔技術。地山を削孔する際ドリフタ手前の発泡器内で圧縮空気と孔内保護剤を混合して気泡を生成し、ビット先端から噴出させ、削孔により生じるスライムと混合させる。混合されたスライムは、緩い粘土状となり地山を洗堀することなく、亀裂に浸透して孔壁を保持し、余剰分は孔外へ排出される。 |
1-19 | 大林組 | ロードヘッダS-300 | 新硬岩用自由断面掘削機 |
1-20 | 大林組 | 気泡剤を用いた地盤削孔技術 | 長尺ロックボルトやケーブルボルト施工に伴う地山削孔作業の際、削孔水による孔荒れを防止するため、気泡剤と圧縮空気を気液ニ相流体状にて圧送・発泡させてドリルの冷却・粉塵防止・孔壁自立・ズリの搬出促進等を図る技術 |
1-21 | 大林組 | TWS工法 | 山岳トンネル工事における堀削・ズリ出し・志保・インバート閉合等の一連の作業を切羽に集約させて急速施工に対応させた多機能型全断面掘削機による施工システム |
1-22 | 戸田建設(株) | 自動掘削システム | 自動制御可能な自由断面トンネル掘削機本体とその機械上に取り付けたプリズム及びターゲットを監視計測する自動測量システムによりコンピュータで制御できる構造。 |
1-23 | 東急建設 | 自由断面掘削機の高度化システム | NC制御システムや追尾システムなどを組み合わせて、自由断面掘削機によるトンネル掘削を制御し、高精度な掘削を可能にする。モニターによる遠隔操作で作業員を悪い環境から防護する。 |
2.積込み・ずり出し |
2-1 | 小松製作所 | 連続コンベヤ | 連続したベルトコンベヤにより高速連続掘進を行うTBM能力を最大限に発揮させるシステム。→高速で連続したずり搬出を行う機械 |
2-2 | 佐藤工業 | トンネル自動搬送システム(ジオ・シャトル) | トンネル内において無人の搬送列車を自動運転するとともに有人列車の運行も自動制御によって両立させる自動搬送システム |
2-3 | フジタ | 走行グラブバッケット/ホイスト遠隔操作システム | 掘削土搬送用「自動走行グラブバケット」と資機材搬送用「自動走行用ホイスト」からなる機械装置と「運行監視装置」、「遠隔走査装置」などからなる中央制御装置で構成された運搬自動化システム |
2-4 | 大成建設(株) | 連続ベルトコンベアシステム | 掘削ズリを連続ベルトコンベアにより連続搬送することで、トンネル坑内を安全・清潔にできる掘削ズリ搬出システム |
2-5 | 日立造船 | NATMトンネル用延伸ベルトコンベヤ | 切羽にフィーダー台車を配置しフィーダーで選別された土砂はテールピース台車にて延伸コンベヤに供給されトンネル坑外に排出される |
2-6 | 日立建機 | 分解型油圧ショベル | |
2-7 | 飛島建設 | TC工法 | コンテナを利用したトンネルずり出し工法 |
2-8 | 飛島建設 | 長大カーブコンベヤ | U字トラフカーブコンベヤを活用した掘削土運搬システム。本工法では、S字カーブを描くような場合や急曲線部でも適用でき、コンスタントな掘削土処理を図れることから、地球に優しい掘削土運搬施工が容易である。 |
2-9 | 大林組 | TBM連続ベルトコンベヤシステム | TBM工法、シールド工法、山岳トンネル工事に適用されるズリの連続搬送システムであり、トンネル切羽から坑外土捨場までの搬送を水平・鉛直ベルトコンベヤを組合せて行う急速施工対応のシステム |
3.支保 |
3-1 | 奥村組 | TBMロックライナー工法 | リング支保工とセグメントの長所を結合したものでリング支保工に金網を取り付けた構造 |
4.覆工機械 |
4-1 | 鴻池組 | トンネル急速覆工技術(K-NTL工法) | 高流動・急硬性コンクリートをコア技術とし、地山と型枠の間隙にコンクリートを充填し、高品質なコンクリート覆工たいを短時間で構築する覆工工法 |
4-2 | 佐藤工業 | 吹付けコンクリートによる永久覆工 | 二次覆工を施工せずに、吹付けコンクリートによる(シングルシェル) |
4-3 | 前田建設工業 | 高品質トンネル覆工締固めシステム | トンネルクラウン部・アーチ部など各部位ごとに最適なバイブレータを用い、コンクリートの締固め作業をシステム化・自動化したもの |
4-4 | アイサワ工業(株) | BSCL工法 | (Blade Shield Concrete Lining Method)特殊加圧リングを装備した反力体不要、自走推進による直打ちコンクリートライニング工法 |
4-5 | 日立造船 | NTL工法機 | 移動型枠でトンネルの一次覆工を行う |
4-6 | 日本国土開発ハザマ | New PLS法 | 未固結地山に剛性の高いプレライニングを構築する工法 |
4-7 | 日本国土開発 | NATM・CERSシステム | トンネル工事などでのコンクリート吹き付けを遠心力を利用して投射するシステム。 |
4-8 | 奥村組 | 高強度吹付けコンクリート | 標準・緊急・高高強度・低粉塵の4タイプ |
4-9 | 奥村組 | いつでもショット工法 | 凝結遅延させた吹き付けコンクリートを予め製造して現場に保管しておき、設定時間内に吹き付ける工法 |
4-10 | 奥村組 | EPショット工法 | 石炭灰原粉を用いた吹き付けコンクリート工法 |
4-11 | 三井住友建設 | 小断面トンネル吹き付けシステム | 「遠心力吹付け機」・脈動のない連続吐出が可能な「ツイン式スクイズポンプ」・「低粉じん対応型粉体急結剤」を採用し粉塵発生量を低減するシステム。 |
4-12 | 錢高組 | FFC覆工工法 | 地山と型枠間のリング状の空間にセットしたナイロン製の袋にコンクリートを充填、加圧し、トンネルの覆工とする工法 |
4-13 | 飛島建設 | スラリーショットシステム | 粉体急結材をスラリー化する合理化吹付けシステム。トンネル支保工としての吹付けコンクリートの高強度化、大断面化対応、低粉塵化等に応える合理的な吹付けコンクリートシステムで、配合設計、施工方法 |
4-14 | 大林組・三井三池 | ベルトショット | 大容量低粉塵吹付けを可能にした新しいトンネル用低粉塵吹付けコンクリート工法 |
4-15 | 大林組 | 湿式吹付コンクリートシステム | ウェットミックスされた低スランプコンクリートをポンプ圧送後、圧縮エアーを混合してエアー圧送し、吹付ける高効率・低粉塵型の湿式吹付けコンクリートシステムであり、品質の安定した吹付けが低ランニングコストで施工可能 |
4-16 | 大林組 | SEC吹付け工法他3種 | SEC吹付け工法・VFRC工法・瞬結吹付け工法・高強度吹付け工法)トンネル吹付け工法は、近年のトンネルの大断面化、不良地山での施工、既設トンネルのリニューアル等に対応することが求められている。これらの用途・施工条件に対応する4種の工法 |
4-17 | 大林組 | ロータリー式吹付けシステム | 粉塵発生と跳ね返り量を低減し、作業環境の改善を図る事を目的に、高速回転するインペラーの遠心力を用いてコンクリートを投射圧着させる吹付けシステム |
4-18 | 鴻池組 | AF低粉じん吹付け工法 | アルカリフリー液体急結剤を用いて低粉じん・低跳ね返りを可能とした吹付けコンクリート工法 |
4-19 | アイサワ工業(株) | SHOT工法 | σ28=50N/mm2の圧縮強度が安定して得られる高強度吹付けコンクリート、ならびに施工機械、施工システム
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4-20 | 石川島播磨重工業(株) | エアレス吹付け工法 | インペラ回転による打撃投射によってコンクリートを吹付けることで低粉塵、低リバウンドを可能とするエアレス吹付け工法 |
5.補助工法機械 |
5-1 | フジタ | 都市NATMプレライニング工法(PASS工法) | 切り羽前方地山内にコンクリートのアーチを作り掘削時の地表面沈下を抑え切り羽の安定性を向上させる工法 |
5-2 | 前田建設工業 | ケーブルボルト急速施工システム | 削孔装置・ケーブル挿入装置を分割し、それぞれをコンパクト化を図るとともにケーブル挿入装置の能力を向上させることでケーブルボルト工をシステマティックに施工するシステム |
5-3 | 奥村組 | MS先受け工法 | フォアパイリング工法 |
5-4 | 三井住友建設 | ロックボルト長検査システム | 衝撃弾性波法によってロックボルト頭部に弾性波を入力しロックボルト端部での反射波による卓越周波数と伝搬速度から、ロックボルト長を判定する。 |
5-5 | 三井住友建設 | GSA・フィブラケーブルシステム | GSAとよぶ削孔システムと中空式のFRPケーブルボルトを組み合わせた長尺フェースボルト工法 |
5-6 | 三井住友建設 | FRPケーブルボルト | 炭素繊維やガラス繊維を組紐状に編み、受巣で含浸させたケーブルボルト。 |
5-7 | 飛島建設 | AGP工法(TOM‐ROOTS工法) | 脚部補強レッグパイル。支保工の脚部補強は、土砂地山を掘削する場合、また、大断面トンネルを施工する場合にトンネルの沈下を抑制し地耐力を確保して、トンネル構造の安定と補強を図る工法。支保工脚部に削孔と同時に鋼管を挿入し、その後鋼管と地山の空隙に個化材を充填することで早期に支保工脚部補強が行える。 |
5-8 | 鹿島建設 | 中尺鋼管先受け工法(MGF工法) | 中尺鋼管先受け工法は、汎用トンネルジャンボによる施工で安価な小中径鋼管(ガス管)などを採用した工法で、未固結土砂地山や小土被り部などに施工されるトンネルの切羽安定性向上や地表面沈下抑制に効果がある。 |
5-9 | 鹿島建設 | トンネル先受け注入工法シリカハード工法 | シリカハード工法は密な砂質地盤にも浸透する「高浸透性」掘削時の切羽や天端の小崩落を防止する「早期の強度発現」が特徴の先受けに適した注入材料。 |
5-10 | 飛島建設 | AGF‐P工法(TOM‐FORP工法) | 非拡幅型注入式鋼管先受け工法。山岳トンネルの施工で通常使用されるドリルジャンボにより、切羽から長尺の鋼管を打ち込み、鋼管周辺に注入することにより、地山を改良・補強し切羽の安定を図る全地質対応型の先受け工法であり、掘削トンネル断面の拡幅を必要としないことを最大の特徴とする。 |
5-11 | 飛島建設 | SmallーP工法 | 小口径注入式先受け工法。施工速度の速い小口径で切羽周辺を先行補強する補助工法で、軟弱地山などで切羽周辺を効率よく補強できます。AGFで施工できない硬質の転石が混入する地山や孔荒れの著しい破砕帯などで有効な工法 |
5-12 | 大林組 | 長尺フォアパイリング工法 | 長尺鋼管とグラウト工又は高圧噴射工を併用して、未固結地山のトンネル前方の天端部分に先受け部材を設置すると伴に地山改良効果との相乗効果により切羽の安定と変位抑制を目的とした工法 |
5-13 | 熊谷組 | PSS‐Arch工法 | めがねトンネルの中央導坑から本坑支保工を構築、先行アーチ支保工による地山補強工法「プレ・サポーティング・システムアーチ工法」 |
6.安全環境設備・濁水処理設備 |
6-1 | 大成建設(株) | 土木デザイン(ランドスケープ) | 自然からアプローチして、生態系のスケールで構造物のデザインをおこなう技術 |
6-2 | 石川島播磨重工業(株) | 道路トンネル換気用動翼可変式軸流送風機 | 広い風量制御範囲において高効率が得られ、動力消費が少ない省エネルギ型の軸流送風機 |
6-3 | 奥村組 | クリンジェット | トンネル用電気集じん機 |
6-4 | コンテックス | 水スクラバ式換気集塵システム | 小断面トンネル工事において坑外に設置した水スクラバ式換気集塵設備により、切羽で発生した粉塵、発破工法で発生した後ガス及び内燃機関により発生するCO2・NOX等有害部室を排気すると同時に粉塵処理も行うシステム。 |
6-5 | 清水建設 | エアウオールによるトンネル切羽での換気システム | 移動式換気架台、坑外から送られた空気をトンネル断面方向に噴出する特殊吹き出し管、換気架台上に置かれた集じん機と集じん機から切羽方向に伸びた吸い込み管から成り立っています。 |
6-6 | 西松建設 | 西松式大気浄化システム | トンネル沿道の汚染大気を低コストで浄化する技術 |
6-7 | 大林組 | リフレッシュルーム | 空気清浄度を保つ可動式ハウス |
7.計測設備と掘削管理 |
7-1 | 小松製作所 | 自動方向制御装置 | 機械の位置検知と方向制御をタイムリーに行うとともに様々な土質条件に対応できる機能を持たせ、高精度施工を可能とする制御装置 |
7-2 | 小松製作所 | フロントシーカ&ボイドシーカ | 磁気パルス波により機械(TBM)前方や上方の障害物や空洞、ゆるみの存在を検知する |
7-3 | 大成建設(株) | 電磁レーダによるTBM切羽前方探査システム | 電磁レーダを搭載したTBM掘削における切羽前方探査システム |
7-4 | 大成建設(株) | 地質調査と地山観察による地盤評価法 | 適切な地山診断技術により地山の良・不良を数値化し、地山の安定性を評価する技術 |
7-5 | 大成建設(株) | トンネルマルチメディア情報化施工システム | 微弱無線、PHS、CCDカメラ等の既存インフラを利用して連絡、監視を行なう合理的情報化施工システム |
7-6 | アイサワ工業(株) | ASTUM工法 | (AISAWA cross-Section of Tunnel Measuring system)掘削直後の断面計測データを基に、余掘り量、コンクリート打設量等を予測管理するトンネル断面管理システム |
7-7 | 戸田建設(株) | 自由断面掘削機の自動化工法 | トータルステーションによる自由断面掘削機の自動位置制御システム、掘進機の切削範囲を自動的に選択可能 |
7-8 | 戸田建設(株) | TDEM探査工法 | ループ電流により発生させた磁場の測定により、地下500m程度までの様々な地層の状況を地表から判別する探査方法 |
7-9 | 戸田建設(株) | トンネル断面測定システム | ノンターゲット式のレーザ測距儀を使用した、トンネル断面計測システム |
7-10 | 戸田建設(株) | 切羽観察システム | デジタルカメラで撮影した画像を自動分析し、岩質分析や不連続面抽出等を行なうシステム |
7-11 | 日本国土開発 | TSP202システム | 切羽前方探査、発破によりトンネル坑内から弾性波を発生させそれらが破砕帯などの地質変化点で反射された時間と位相などから前方の地質を予想する。 |
日本国土開発 | 探り削孔システム | 探り削孔システムとはジャンボを利用して切羽を削孔し、得られるデータから削孔付近の地山を予測するシステムです。 |
日本国土開発 | SPDRシステム | 孔内から流体圧をさようさせることによって直交した2つの亀裂を発生させ応力を測定する |
7-14 | 奥村組 | FACE | トンネル切羽前方の地質予知システム、切羽前方空間にボアホールを設け削孔時のデータも合わせて解析する。 |
7-15 | 奥村組 | ブーム掘削データによる地山評価システム | ブーム振動や押し付け力など機械データを計測し評価するシステム。 |
7-16 | 奥村組 | TBM地山評価・施工支援システム | TBMの機械データを用いて地山評価・切羽崩壊・カッタヘッド閉塞検知をリアルタイムで行う。 |
7-17 | ハザマ | TSP探査法による切羽前方探査 | 複数の発進孔で順次発破を用いて振動を発生させ、断層で反射した反射波を受信し解析する技術。 |
7-18 | 清水建設 | 光ファイバセンサによるNATM計測システム | 光ファイバセンサ技術をNATM施工時の支保部材の管理計測に応用したシステムです。 |
7-19 | 三井住友建設 | 機械量検層のトンネル切羽前方探査システム | ジャンボ削孔機のトルクや打撃圧といった機械量データからトンネルの切羽前方の地質構造を推定するシステムです。 |
7-20 | 錢高組 | 山岳トンネルの前方探査技術 | トンネル掘削用ジャンボで探り削孔し、削孔速度、打撃圧、回転圧、フィード圧から破砕帯などを予測する技術とデジタルカメラで撮影した切羽画像を解析処理し、亀裂の抽出、走向傾斜の自動計算、摂理の描画を行うシステムです。 |
7-21 | 飛島建設 | MAST | トンネル情報化施工システム。急速なデジタル化、建設CALS等の流れに対応し、よりビジュアルに、よりリアルタイムにトンネル切羽で取り込んだデジタル画像をフルに活用して、三次元地質分析などの各種解析を実現するシステム。 |
7-22 | 西松建設 | DRISS工法 | 油圧削岩機を利用した前方探査法。トンネル切羽から油圧削岩機で穿孔することにより、穿孔時に得られる下記のようなデータにより切羽前方の地山性状を迅速、直接的かつ定量的に把握する。 |
7-23 | 大林組 | TBM自動運転システム | TBM工法における過去の掘削データと熟練オペレータのヒヤリング情報から運転操作の規則性を見出し、ニューラルネットワークおよびファジー理論を駆使した制御技術により、TBMの自動運転を可能とした技術 |
7-24 | 大林組 | 切羽前方探査(TSP)・切羽監視システム | TSPは切羽前方の弾性波速度境界面を探査する方法で断層破砕帯や地層境界をあらかじめ把握することが可能。切羽監視システムは簡易な計測装置によって切羽の安定性を定量的に把握し、切羽における事故の回避を図るもの。 |
7-25 | 大林組 | 地下空洞掘削管理システム | 事前調査のみで岩盤・地盤の情報を完全に予測することは不可能である。施工中の観察や計測で得られる情報を性格・迅速に評価することが重要となる。掘削管理システムの活用により、合理的・トータル的な施工管理が可能となる。 |
7-26 | 東急建設 | ビデオカメラを用いたトンネル自動検査システム | 構造物、特にトンネルの維持管理に最低限必要な変状展開図を作成するために、有効なシステム。ポテンシャルの高いデジタルビデオカメラで撮影、画像処理技術でひび割れ検出等を行う。
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7-27 | 東急建設 | トンネル覆工背面調査システム | 電磁波反射法を用いて、構造物を破壊することなく、トンネル覆工コンクリートの調査を行うシステム |
8.維持補修 |
8-1 | 大成建設(株) | 構造物内部診断システム | パルス状電磁波を利用して短時間・非破壊で構造物内部の空洞・亀裂を調査・診断する。解析結果の3D表示が可能。 |
8-2 | 大成建設(株) | トンネル打音診断システム | 打音診断装置により高速自動診断を行い、瞬時にトンネルの健全性を確認するシステム |
8-3 | 大成建設(株) | 超高性能コンクリート「DUCTAL」 | 自己充填性を有する圧縮強度200N/mm2の超高強度・高じん性の繊維補強コンクリートで、耐久性を飛躍的に向上させメンテナンスフリーを実現可能としている。
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8-4 | 大成建設(株) | エナックスパネル工法 | (連続炭素繊維シート補強工法)連続炭素繊維シート内蔵の成型パネルを用いたコンクリート構造物の補強技術 |
8-5 | 大成建設(株) | 老朽化した構造物のリニューアル | 老朽化して傷んだコンクリート構造物を蘇らせる最新のリニューアル技術(PICフォーム工法、ショットレム工法) |
8-6 | 大成建設(株) | トンネルリニューアル技術 | 診断・設計・施工技術から合理的なリニューアル計画を選定する技術(PIC版、HMC版、オムニア版、ショットレム工法) |
8-7 | アイサワ工業(株) | サイバーシート工法 | 高強度ポリエチレン繊維を使用したサイバーシートによりコンクリート構造物の補強を行なう技術 |
8-8 | 奥村組 | 既設トンネル改修用TBM工法 | 掘削ズリの前出し、後ろ出しや全断面掘削が出来るTBM |
8-9 | 奥村組 | 高速・リサイクル水路インバート改修工法 | ハツリがらを利用する高速インバート改修
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8-10 | 清水建設 三井三池製作所 | 小断面トンネル用覆工切削器 | 断面積が5F程度の小断面トンネルの覆工の前面改修工事に適用する小型の専用切削機。 |
8-11 | 清水建設 | トンネル覆工背面調査システム「PVMシステム」 | 既設トンネルの覆工コンクリートを打撃と回転を併用して高速で33mmに削孔し、そのときの抵抗などから背面空洞の高さや覆工の厚さを高精度に調査するものです。 |
8-12 | 三井住友建設 | コンクリートの剥落防止工法 | アラミド繊維メッシュを相伴下面に接着し、コンクリートを補強するとともに剥落を防止する工法。 |
8-13 | 錢高組 | 供用トンネルの覆工補強技術 | トンネル覆工補強板組み立て技術(トンネルライナー) |
8-14 | 大林組 | スペースパック工法 | トンネル覆工背面空洞を可塑性裏込め注入材で補修する工法 |
8-15 | 飛島建設 | 可塑性グラウト工法 | 特殊充填(ポンプ圧送時に高流動性を有し、充填するとそのままの状態を維持)を用いて、トンネル背面等の空隙を充填する。 |
飛島建設 | 新素材シート内巻補強工法 | 新素材シートをエポキシ樹脂を用いて接着・補強し、覆工コンクリートの剥落を防止する。 |
飛島建設 | 活線拡幅工法 | 供用中のトンネルを通行止めにすることなく、硬岩から軟岩地山までのトンネルを発破工法で拡幅することが可能。 |
飛島建設 | 鋼板補強工法 | 老朽化したトンネルの補修だけでなく、上部の荷重の増加に対しても周辺環境への影響を最小限に抑え、安全に補強改修が可能。 |
8-19 | 戸田建設(株) | コンクリート表面変状調査システム | 高解像度のデジタルカメラで撮影したデジタル画像を用いて、トンネルや高架橋を対象に、コンクリートのひび割れや剥離、漏水箇所等の表面変状を効率的に認識し処理する調査システム。 |
8-20 | 鴻池組 | 活線隣接歩道隣接工法 | 本工法は矢板工法による既設道路トンネルを活かしながらより経済的な方法で交通安全対策としての歩道を確保する。 |
8-21 | 佐藤工業 | トンネル覆工打音検査自動化システム | 延長6mの走行レールに取り付けられた測定ユニットが、打、打撃音収録、評価、不良箇所マーキング、移動を自動的に行う。ベースマシンはトラックに据え付けられており油圧リンク機構で走行レールを壁面に接触させる。 |
8-22 | 鹿島建設 | トンネル覆工背面空洞充填「マジカルグラウト工法」 | 注入時のリークや材料分離が少ない、限定注入可能な効率的な空洞充填工法。逸送防止性、リーク防止性、水中不分離性を特徴とするし、エア混入タイプと非混入タイプの2種類がある。 |
8-23 | 東急建設 | 鉄道トンネル活線修復システム | 鉄道営業線を活線のまま、劣化したトンネルの調査や診断、設計、施工の作業をトータルで実施できる、効率的なトンネル補強・補修システム。覆工コンクリート切削機の開発により作業の高能率化で活線のまま施工が可能である。 |
9.その他 |
9-1 | 清水建設 | 活線下における既設トンネル拡大工法 | 既設トンネルの片側だけを拡大する、三日月型の断面拡大工法とマルチタイプ掘削機の採用により、コスト縮減・工期の短縮を実現する。 |
9-2 | 飛島建設 | 地下空間利用技術 | トンネル技術を駆使して地下空間を構築 |
9-3 | 三井住友建設 | CDーNATM | 土被りの薄い未固結地山のトンネル掘削において、変形を大幅に抑制することができる中壁を用いたNATMです。 |