No156
コード20
大分類その他の機器
中分類高圧洗浄機
発生日2011.12
天候不明
能力不明
事故の型飛来、落下
作業内容1清掃
作業内容2作業操作(誤操作)
被災者共同作業員
発生状況被災者は、夜間のシールド掘進管理業務に就いていた。作業員3名と共に一次掘削下部のピット内に溜まった泥土を超高圧洗浄機(20MPa)とハイウォッシャーで清掃する作業であった。サンドポンプが目詰まりしたため、バケツによりベルトコンベヤへ汲み出す作業へと変更した。超高圧洗浄のガン・オペレータ作業員Aが携帯電話で応援要請をしていた時、被災者が高圧洗浄機のガンを片付けようとして持った際、弾みでレバーに手がかかり、高圧水が噴射、被災者の左大腿部に当たり、左足大腿部挫傷と挫創を負った
発生状況図版156
発生要因・サンドポンプの目詰まりは今回が初めてであった・超高圧洗浄は、通常2階(上部)で固定した状態で機械のフィルタ洗浄に使用していた。今回の泥土処理に使用するため、上部からピットへ手持ち式で移動していた・被災者は超高圧洗浄の知識があり、作業員Aが電話中で仮置きしていたガンの危険に気付き、片付ようとした・今期発生した超高圧洗浄災害での対策「超高圧洗浄ガイドライン」がいかされていない・作業の手順を変更する際の、「手順の見直し」や「異常作業手順の周知不足時の作業手順」が実施されていない
事後対策・機械の使用時、携帯電話を使用する場合は、機械の電源を停止するか誤作動防止の措置を取り、手元器具での誤作動(圧力噴射)がないように工夫する