用語集

後方超小旋回形油圧ショベル、超小旋回形油圧ショベルとは

後方超小旋回形油圧ショベルとは
 

旋回時に車体後方の安全が確保されるよう後端旋回半径比が120%以内で、 フロント最小旋回半径比は120%を超えるショベルです。

超小旋回型油圧ショベルとは
 

狭い空間で作業するため、後端旋回半径比、フロント最小旋回半径比ともに120%以内のショベルです。

なお、JIS A8308、JIS A8340-4では
   

超小旋回形油圧ショベルとは作業装置を装備した上部旋回体が、下部走行体全幅(クローラ全幅)の120%以内で全旋回できる油圧ショベルと定義しています。

後端旋回半径比: 油圧ショベルの上部旋回体後端部がクローラ全幅(注1)の1/2に対しどの程度突き出しているかを示すもので次の式で表わされる。
後端旋回半径比(%)= (後端旋回半径)X2/(クローラ全幅)X100
フロント最小旋回半径比: クローラ全幅(注1)の1/2に対するフロント最小旋回半径の割合を示すもので次の式で表わされる。
フロント最小旋回半径比(%)= (フロント最小旋回半径または機体前部の旋回中心からの最大距離)X2/(クローラ全幅)X100
(注1)但し、クローラ全幅とは、左右のクローラベルトが拡張可能な構造の場合、作業時(最大に拡張された状態)のものをいいます。