ブックタイトル日本建設機械要覧2016-試し読み

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概要

日本建設機械要覧2016-試し読み

4.運 搬 機 械4 - 1244.1.1  トラックおよびダンプトラックキャタピラージャパン 株式会社TEL.(03)5717-1121URL http://www.cat.com/ja_JP/1.リジットダンプトラック各機種の特長? Cat 770G/772G① エンジン:770G:定格出力356kW のCat C15,772G:定格出力410kW のCat C18 ディーゼルエンジン,共に尿素SCR システムを搭載し,特定特殊自動車排出ガス2014 年基準に適合(770G の一部は2014 年少数特例基準同等適合車)。現場に応じて選択可能な2 モードのエコノミーモードの搭載により,経済性も向上。② トランスミッション:電子制御ロックアップ機構付フルオートマチックトランスミッションを採用。設定により2 速発進も可能でスムーズな変速,長寿命,快適な乗り心地を実現。また,シフトアップ時のトルクを制御することにより,シフトチェンジ時のトルク切れが無く,登坂時においても優れた加速性能を実現。さらに,ロックアップクラッチトルクコンバータにより,ロスの少ない省燃費運転が可能。③ ブレーキ:電子制御全油圧式ブレーキシステムを採用。エア系統のメンテナンスが不要。また,さらにエンジン回転数を一定に保ちながら降坂できるオートマチックリターダコントロール(ARC)により,より安全で効率的な運搬作業が行える。④ キャブ:インターナルROPS/FOPS を標準装備し,広々としたキャブ空間と優れた視界を確保。機体のほぼ中央にキャブを配置したことで,マシンコントロールを最適にし,車体の横揺れ軽減も実現。⑤ 荷台構造:優れた耐摩耗性と耐衝撃性の2 段傾斜式V 型のデュアルスロープボディを標準装備。ライナー付ボディも用意し,無駄な加重を防ぎ,高い積載能力を確保。⑥ 特別装備品:各種ボディ,トラクションコントロールシステム(TCS)など。⑦ その他:VIMS(バイタルインフォメーションマネジメントシステム)により,車両各部の稼働情報がモニタに文字情報として表示するとともに自己診断機能を有し,迅速なトラブルシュートが可能。積荷の重量を計測し,ディスプレイ上に表示するペイロードメジャメントシステムを装備。コンピュータ制御により±5%の高い測定精度を維持し,キャブの外側に装着された赤緑のランプにより積込機のオペレータに積載状況を通知。? Cat 773G/775G/777G① エンジン:773G:定格出力546kW,775G:定格出力584kW のCat C27 ディーゼルエンジンを搭載。777G:定格出力704kW のCat C32 ディーゼルエンジンを搭載。従来機より馬力がアップし,力強い走りを実現。現場に応じて選択可能な2 モードのエコノミーモードの搭載により,経済性も向上。② トランスミッション:770G/772G の②と同じ。③ ブレーキ:770G/772G の③と同じ。④ キャブ:従来機同様,広々としたスペース,ワイドな作業視界を確保したキャブを採用。ROPS/FOPS 構造で安全性も配慮。⑤ 荷台構造:770G/772G の⑤と同じ。⑥ 特別装備品:770G/772G の⑥と同じ。⑦ その他:770G/772G の⑦と同じ。? Cat 785D/789D① エンジン:785D: 定格出力1,005kW のCat3512C-HD。789D: 定格出力1,468kW のCat 3516CHD。いずれも直噴式ターボアフタークーラ付電子制御ディーゼルエンジンを搭載し,耐久性,信頼性に優れるとともに,大きなトルクライズで粘りのある強力なパワーを発揮。② トランスミッション:前進6 速・後進1 速の電子制御ロックアップ機構付フルオートマチックトランスミッションを採用。電子式ホイストレバーをもトー図4.1.1-2 Cat 775G図4.1.1-1 Cat 770G