ブックタイトル日本建設機械要覧2016-試し読み

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概要

日本建設機械要覧2016-試し読み

4.1 トラックおよび重ダンプトラック4 - 134タルにコントロールするTCC(新電子式トランスミッション・コントロール)システムで,緻密で効率的な制御を実現。③ ブレーキ:770G/772G の③と同じ。④ キャブ:広々とした室内と優れた作業視界,さまざまな快適装備の採用により,低騒音かつ高機能なオペレータ環境を提供。安全性を配慮したROPS も標準装備。⑤ 荷台構造:785D/789D は傾斜角8 度のV 型底面デザインを持つデュアルスロープベッセルを採用。積載物が中央部に集中するため,荷こぼれを最小にし,積込み時の衝撃を緩和。また793F は平底デザインのフラットフロアベッセルを採用。荷離れに優れ,クラッシャなどへの投入量の把握が容易。⑥ その他:770G/772G の⑦と同じ。2.Cat アーティキュレートダンプトラックの特長? Cat 725C/730C/735C/745C① エンジン:725C: 定格出力234kW,730C:274kW,735C:329kW,745C:370kW のそれぞれCat C9.3,C13,C15,C18 ディーゼルエンジンを搭載。いずれも尿素SCR システム搭載で特定特殊自動車排出ガス2014 年基準に適合。② トランスミッション:ECPC 機能付き電子制御フルオートマチックトランスミッションを搭載。電子式トランスミッションコントロールシステム(ETC)採用により,緻密で効率的な速度制御を実現。また,シフトアップ時のトルクを制御することにより,シフトチェンジ時のトルク切れが無く,登坂時においても優れた加速性能を実現。③ サスペンション:フロントには新型ニューマチックオイルサスペンション,リヤには機械式バランスビームサスペンションを採用。快適な乗り心地を提供すると同時に,優れた安定性,けん引性能,軟弱地性能を発揮。④ 駆動方式:3 軸6 輪駆動タイプ。⑤ デフロック:スイッチで前・中・後の3 車軸全てを直結する,インタアクスルディファレンシャルロックと各軸左右車輪を直結するクロスアクスルデファレンシャルロックの組合せで3 軸6 輪全てのタイヤをデフロック可能。不整地や軟弱地などの悪路走破性が一段とアップ(725C のみ装備)。⑥ オートマチックトラクションコントロールシステム:完全自動制御のトラクションコントロールシステムはタイヤのスリップの検知により,必要に応じて自動でデファレンシャルをロック。オペレータの操作不要で悪路においても優れた走破性を発揮(730C,735C,745C のみ装備)。? Cat 730C EJ/740C EJ① エンジン:730C EJ:274kW,740C EJ:370kW のそれぞれにCat C13,C18 ディーゼルエンジンを搭載。いずれも尿素SCR システム搭載で特定特殊自動車排出ガス2014 年基準に適合。② トランスミッション:725C/730C/735C/745Cの②と同じ。③ サスペンション:725C/730C/735C/745C の③と同じ。④ 駆動方式:3 軸6 輪駆動タイプ。⑤ オートマチックトラクションコントロールシステム:725C/730C/735C/745C の②と同じ。⑥ イジェクタボディ:排土用のブレードを備えたイジェクタボディによりダンプアップせずに放荷が可能。不整地やダンプアップできないような高さ制限のある現場でも安全に放荷でき,放荷後,直ぐに通常速度で走行できるためサイクルタイムを短縮。また,走行しながらの放荷による敷均し作業も可能にする。図4.1.1-3 Cat 789D図4.1.1-4 Cat 725C図4.1.1-5 Cat 730C EJ