ブックタイトル日本建設機械要覧2016-試し読み
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日本建設機械要覧2016-試し読み
一般社団法人日本建設機械施工協会は昭和24 年の創設以来、建設の機械化を推進することにより、建設事業の合理化を通じ、社会活動、経済活動の基盤となる国土の形成に寄与してきました。本協会の事業として、建設機械と機械化施工に関する調査、試験、研究、普及等を継続して推進してきました。我が国は、協会設立時の荒廃した国土からの復興、近代的な生産活動による経済発展、先進技術国としての世界的な位置づけを経て、現在、先進国の役割を果たしてきています。これがなされてきた大きな原動力の一つは、諸活動が有効に出来る国土を整備してきたことであり、建設機械化はその過程で大きな役割を果たしてきたところであります。これは、本協会の会員であります、建設機械製造業、建設業、商社、レンタル業、サービス業等の関係諸団体が一体となって長年、努力されてきた大きな成果であります。地球環境保全と社会経済発展の持続的な調和が課題である現在、我が国が今後目指す方向はやはり、最大の財産である技術を軸とした貢献であると思います。グローバル産業である建設機械と、その建設事業での活用が技術立国の一翼になります。国内的には諸問題が多い状況ですが、本協会も会員の皆様とともに、将来の成長を見つめ、「建設的に」取り組んでいく所存であります。「日本建設機械要覧」の刊行は本協会の重要な事業の一つとして、現時点での我が国で使用されている建設機械の現状を集大成して紹介し、建設事業の効果的な実施に欠かせない参考資料として、昭和25 年に初版を刊行し、爾来およそ3 年に一度、内容の更新、増補を重ね、この2016 年版はその改訂24 版になります。多くの専門技術者の協力と一年余の月日を費やして作成したものでありまして、これまで65年間に渉り、基礎的な資料としてご利用頂いてきましたが、情報化時代となった今日ですので、今版から「日本建設機械要覧」の電子版も作成し、より利便性の高い資料とするべく、準備しております。併せてご活用頂きますことを期待しています。2016 年3 月 一般社団法人 日本建設機械施工協会会 長 辻 靖三序