KenkiNaviのイメージ / 使用するセンサーの取付状況(シガーソケットに挿し込むだけ) / KenkiNavi Web画面
No・分類 | 49 i-Con及びICT施工事例 |
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技術名称 | 建機ナビシステム KenkiNavi |
基本情報
活用工事分類 | 創意工夫 |
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工種(大項目) | トンネル |
工種(小項目) | 掘削ズリの運搬工 |
ICT技術分類 | ⑥その他(IoT) |
実施内容詳細
対象数量 | トンネル延長1,057m、掘削土量116,600m3 の一部 |
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実施回数・台数 | 大型ダンプトラック10t18ヶ月・台 |
実施期間 | 2017年1月~2017年6月(実働計6ヶ月) |
施工段階での 課題と解決方法(1) |
発生した課題 運搬回数に対して、捨場入口でのカウント数と現場出口でのカウント数に差異が生じていた。 解決方法 走行ルートの軌跡から運搬回数をカウントすることで、正確な運搬回数が求まった。 |
施工段階での 課題と解決方法(2) |
発生した課題 走行中の大型ダンプの走行管理が出来ていない。 解決方法 Web画面上で大型ダンプの走行状況をリアルタイムに監視できることから、運転手の交通マナーの意識向上に繋がった。 |
施工段階での 課題と解決方法(3) |
発生した課題 大型ダンプのCO2排出量の実態が管理できていない。 解決方法 大型ダンプの走行距離からCO2排出量を算出し、大型ダンプの稼働に対する“無駄、無理”の検討データに活用した。 |
感想・要望事項
本システムは、実証試験を含めると本シートで記載した現場以外に14現場(2018年3月現在)に導入しています。 その実績をもとに、2017年度末、NETIS(登録番号:KT-170117-A)に登録が完了しました。 シガーソケット挿入型のセンサーを用いることでほとんどの建設機械に取り付けられ、かつエンジンを始動すればモニタリングが開始されることから稼働データの欠損率を低減することができました。