No・分類 | 53 i-Con及びICT施工事例 |
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技術名称 | 地上型レーザスキャナを用いた出来形測量 |
基本情報
活用工事分類 | 施工者希望Ⅱ型 |
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工種(大項目) | 舗装 |
工種(小項目) | アスファルト舗装工 |
ICT技術分類 | ④3D出来形管理 |
実施内容詳細
対象数量 | 4,200㎡ |
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実施回数・台数 | 3回(基層で完了のため、下層路盤~基層まで)/1台 |
実施期間 | 2018年2月~2018年3月(実働計1ヶ月) |
施工段階での 課題と解決方法(1) |
発生した課題 計測、解析まで規格値に入っているかわからない。 手直し等のタイムロスと、出来形計測のコストが倍増となった。 解決方法 これまでの測点だけの自主管理を行っているだけでは面的な出来形に対応できない。安価に面的出来形確認(自主)が実施できるようなツールを模索、使用することが望まれる。 |
施工段階での 課題と解決方法(2) |
発生した課題 点群処理に時間がかかる。 解決方法 技術者の育成。もしくは外注での対応。(ただし、以下の問題あり) |
施工段階での 課題と解決方法(3) |
発生した課題 出来形測量をレーザースキャナーで行う場合、費用が合わない。施工者の持ち出しとなる。 解決方法 正当な出来形測量費用の担保を望む。 |
感想・要望事項
・出来形測量費用の担保 現状は面管理以外の選択肢もあるが、本当の効率化を望むのであれば、全層面管理を実施したく考えます。ただし、出来形測量費用が合わないため、TS出来形による管理方法を選択せざるを得ない事例が多く発生しているのが現状です。 ・分割引渡し時の費用担保と、適正工期設定 分割引渡しとなる場合、起工測量費用も複数回に渡るため、費用が増大するということに理解を示していただきたいです。工期に余裕があれば、全区間引渡しが完了してからの測量もできるため、適正な工期設定も切望いたします。