3m三脚(左)と通常三脚(右) / 切削機による切削状況 / TSによる測量状況
No・分類 | 62 i-Con及びICT施工事例 |
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技術名称 | 切削機のMC技術 |
基本情報
活用工事分類 | 技術提案 |
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工種(大項目) | 舗装 |
工種(小項目) | 切削オーバーレイ工 |
ICT技術分類 | ③ICT建機(3D出来形管理) |
実施内容詳細
対象数量 | 路面切削9,530㎡ |
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実施回数・台数 | 切削機1台 |
実施期間 | 2015年2月~2015年11月(実働計1ヶ月) |
施工段階での 課題と解決方法(1) |
発生した課題 切削後の清掃作業や一般車の通行により、トータルステーションとプリズム間が遮られ、制御が中断される 解決方法 大型三脚を使用することで、継続作業が可能となった |
施工段階での 課題と解決方法(2) |
発生した課題 交差点部の施工であったため、施工はアライメントデータを、測量にはTINデータを使用したが測点以外の部分で高さにさが生じた 解決方法 TINデータを細かくすることで誤差は小さくなったがデータ容量が増えたことにより、測量機器の動作が不安定となった |
感想・要望事項
切削オーバーレイの場合、その日のうちに切削から表層施工までを行わなければならないことが多いが、各層の出来形測定が終了しないと次の工程に移れない状況となる。 TS出来形やスキャナで管理を行う場合、現場状況によっては測量機器の移動を頻繁に行うこともあり、通常管理よりも多くの時間を要す売る場合も多い。 ⇒ICT施工のMCを行う場合には、管理ポイントの大幅削減や任意点での管理が行えるように変更して頂ければと思う。