No・分類 | 10 ICT安全事例 |
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技術名称 | 地山変位の自動計測、気温等作業条件の自動観測、重機接近時自動警報装置 |
技術概要 | 自動追尾型TSを設置し、地山の変位を自動計測。閾値を越えた場合、担当者のメールに発報するシステム |
基本情報
工種(大項目) | その他 |
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工種(小項目) | 「掘削工、躯体構築工」 |
仕様 | 受注者独自 |
採用事由 | ③自主導入 |
採用目的 | ①建設機械の安全 災害防止 |
実施内容詳細
対象数量 | 岩盤掘削(約20,000m3)、コンクリート打設(約16,000m3) |
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活用ICT | 無人化・省力化 |
システム業者 | 計測リサーチコンサルタント、西尾レントオール、北興産業 |
導入効果・検証1 | 1.現場に自動追尾型のトランシットを固定して、時間ごとに地山変位を自動計測する。同時にアンカー荷重も計測しており、変位が生じた場合の原因分析、対応を速やかに実施できる。また、閾値を超えたら担当者へメールで発報・Web上で計時変化も確認することができる。 |
導入効果・検証2 | 2.気温、風速、雨量等、作業実施に関わる項目を一括自動計測し、閾値を超えたら担当者へメールで発報・Web上で計時変化も確認することができる。 |
導入効果・検証3 | 3.ICタグを持った作業員が重機に接近した際に、センサーが反応してキャビン内で警報が鳴り、重機オペへ人の接近を伝える。 |
欲しい安全機能・改善したい機能
1.2.ユーザー目線に合わせた、Web画面の整備・機器の仕様変更を実施していってほしい。
3.現状の精度では、100%満足とは言えないため、より機器の反応精度を高め、安全・安心に使用できるようにしてほしい。
課題・要望事項
費用負担は請負者負担である。
天気などによって、精度に多少のばらつきが生じる。
センサーは有線のものが多く、配線が多く煩雑になる。