No・分類 | 28 i-Con及びICT施工事例 |
---|---|
技術名称 | MGバックホウによる掘削・のり面整形 |
基本情報
活用工事分類 | 発注者指定 |
---|---|
工種(大項目) | その他(道路) |
工種(小項目) | 掘削、のり面整形 |
ICT技術分類 | ①3D起工測量 |
実施内容詳細
対象数量 | 掘削80,000m3、のり面整形700m2 |
---|---|
実施回数・台数 | MGバックホウ0.8m31台×10か月(断続) |
実施期間 | 2017年07月~2018年05月(実働計8ヶ月) |
施工段階での 課題と解決方法(1) |
発生した課題 山の地形や時間帯によりGNSSの電波が入りにくいことがあり、作業が待ちになることがある。 解決方法 時間をおいてその間は別作業を行う。 |
施工段階での 課題と解決方法(2) |
発生した課題 形状がわかるのはOPのみで、周囲の人間はリアルタイムでは施工があっているのか、どのような形状で仕上がるのかわからない。(イメージをつかむ意味で丁張がほしいという意見あり) 解決方法 測点位置等の表示をこまめに行う等で対応。 |
施工段階での 課題と解決方法(3) |
発生した課題 切土部と盛土部の両方でMG-BHが必要になった場合(2台)、NEXCOは損料を1台分×合計稼働期間しか見ないとのこと。初期費用が持ち出しになる。 解決方法 やりくりして1台で済ますような方向。回送費がかかるとともに、工程が遅れ気味になる可能性がある。 |
感想・要望事項
・使用感は悪くなく、初めてのOPでも比較的すぐに慣れる。 ・丁張設置作業がないのは測量の手間は省ける(その分、3次元設計データ作成で外注費が発生する)。 ・バケット刃先を対象物に当てて、簡易的に座標を確認することができるが、表示しているのがバケットの右左中央どれなのか間違えて気づかずにいることがあるので、OPに注意喚起することも必要。 ・出来形管理基準値が従来と異なる。面的に管理できているという観点から、従来よりも平均としては精度的には向上しているはずであるが、見方によっては凹凸が目立つ。発想の転換が必要。 ・効率化とは言い難い。 ・