ICT建機搬入状況 / ローカライゼーション / 残差確認状況 / 刃先確認状況(写真は解決後)
No・分類 | 50 i-Con及びICT施工事例 |
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技術名称 | MC重機による掘削・整形 |
基本情報
活用工事分類 | 発注者指定 |
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工種(大項目) | トンネル |
工種(小項目) | 掘削・法面整形 |
ICT技術分類 | ③ICT建機 |
実施内容詳細
対象数量 | 掘削工:8602.0m3 法面整形工:1360m2 |
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実施回数・台数 | MCバックホウ0.45㎥1台/約2ヶ月 |
実施期間 | 2018年5月~2018年6月(実働計2ヶ月) |
施工段階での 課題と解決方法(1) |
発生した課題 ICT建機の精度確認のため、刃先確認を実施したところ 50〜70㎜の差を明示した。 解決方法 ローカライゼーション時の記述点高さに人的入力ミスが発生(似た数字の羅列で、入力ミスが発生)したため、再入力し、再ローカライゼーションをした。 |
施工段階での 課題と解決方法(2) |
発生した課題 再度、ローカイゼーションを実施したが、2回目、3回目の方が精度が良かった。すなわち、ばらつきがあった。 解決方法 有力な原因として は「測量当日の衛星の捕捉状況影響 (衛星のゆらぎ )」と いう可能性が高いが、現場とは無関係の状況に依存する恐れがある。 |
感想・要望事項
初期設定であるローカライゼーションに対する、規格・基準の認識不足が否めない。 ICT施工を進める上で、キャリブレーションのチェックは大変重要であるため、関わるメンバーの知識の底上げが必要。そのためのテキストや課題をまとめた資料の整備が望ましい。 簡単にできると思われがちなICT施工にも、設定に関してはノウハウが存在する。 そのノウハウを水平展開していかなければ、さらなる普及への足かせとなることも考えられる。