4.アンダーカバー上にチップが堆積して火災になった例
マフラーの上に堆積したチップがマフラーの熱で発火。それがマフラーからポンプ室に落下、火種となって、ポンプ室のアンダーカバー上に堆積したチップに燃え移って火災となった事例。幸いこの例の場合は、堆積したチップがあまり多くなかったので、油圧ホースがこげただけで助かった事例。

堆積したチップがもっと多い場合にはホースを焼ききってしまい、洩れた油に引火し、全焼してしまう。実際市場では全焼してしまった事例のほうが多いが、全焼してしまうとチップがすべて焼けてしまうので、かえってチップ火災かどうかわからなくなってしまう。

下の写真説明:高圧ホースの下側のアンダーカバーに近いところの表皮(写真では中央部)だけが焼けているが、そこから油は洩れる寸前。



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