１０トン系ショベル
エンジン下部より出火、全焼
損傷したハーネス
油圧ショベルのブームライトへゆく配線を固定する「クランプ」が締め付け不良により緩んではずれた（それ自体は、整備不良だが、経緯は不明。）。ハーネスがエンジンの振動で稼動中に繰り返し車体フレームと干渉し被服が摩滅。車体と芯線が接触しショートし発熱、溶断にいたった事例。電線の発熱で機械に堆積した木屑が類焼し、機械は全焼してしまった。当該配線の回路はヒーズで保護されているが、ヒューズが切れる１瞬のスパークで運悪く堆積していたゴミに火がついてしまったと推定される事例。
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