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連絡担当者会社名: 株式会社小松製作所
氏 名: 名村 晴秀
部署名: 商品企画本部 商品企画室 機種G
TEL:
FAX:
E-mail:akihide_namura@global.komatsu
技術名称KomVision 衝突検知ブレーキシステム
(本技術は油圧ショベル国内市場のPC200(LC)i-12、PC210(LC)-12に標準搭載されている技術となります)
災害の種類(抑止可能なリスク)03激突
07激突され
21その他
後付け不可
概要・活用方法機体の周囲にいる人または物を4つのカメラと4つのレーダーを組み合わせた監視システムで確認し、対象(人・物)を検知した場合は走行速度に応じてブレーキをかけて減速します。さらに機体近くに検知した場合は、走行または旋回を停止させます。
特徴・効果走行起動と走行時、旋回起動と旋回時に発生する機体と人または物との衝突事故を抑制します。
活用上の注意点本システムをお使いになる前には、必ず取扱説明書をお読みいただき、システムについて理解し正しくお使いください。
価格等販売:仕様によりますのでお問い合わせ下さい。
活用実績(件数又は現場数)2024年12月発売のPC200(LC)i-12/PC210(LC)-12に標準搭載
特許・NETIS特許:有
NETIS:有 番号 KT-220035-VE(技術名称:KomVision(人検知衝突軽減システム))
ホームページ等https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2024/20241127
活用上の問題点
(残留リスク)
① 問題点(残留リスク)の内容と対応策
 人を正しく検知できない可能性がある状況があります。(下記は一部例です。詳細は取扱説明書を参照ください)
 ・身長が高い人(2m以上)や身長が低い人(1m以下)
 ・座っている人、しゃがんだ人、腰を曲げている状態の人、寝そべった状態の人
 ・レインコートなど体の輪郭が分かりにくい服装をしている人
 ・周囲のものに隠れ体の一部しかカメラに映っていないとき
② 対応策についての今後の計画
 人検知精度の向上を進めております。
備考
参考図・写真KomVision 機械周囲カメラシステム:4台のカメラとモニターで、周囲の状況を確認
 単眼カメラを用いて機体周囲をモニター上に表示します。また、機体の右側方、右前方、左側方、後方の画像に切り換えることができます。
 高精細広角カメラを用いて画角を270度から360度に拡大しました。
 

KomVision 衝突検知ブレーキシステム:4台のカメラと4台のレーダーで、人または物を検知し、ブレーキまたは停止制御
   減速制御エリアまたは、停止制御エリアで人を検知するとモニタ上にマーカ(黄色い丸または赤い丸)を表示し、ブザーを鳴らすことによって
  オペレータに注意を促します。また、新たに警報のみのモードを追加しました。


人検知モード
  機体周囲に人を検知した場合、モニタの合成画像上にマーカを表示し、キャブ内のブザーを鳴動させることでオペレータに注意を促します。
  同時に走行アラームを鳴動させることにより、機体周囲の作業者に注意を促します。
  オペレータが作業を開始した後、機体周囲に人を検知した場合は走行速度に応じてブレーキをかけます。
  さらに機体の近くに人を検知した場合は走行と旋回を停止させ、衝突被害を軽減します。
   また、停止制御を一時的にキャンセルするスイッチを追加しました。



人+物検知モード
  人検知に加えて、物体も検知するモードです。人に限らずレーダを反射する物、例えば自動車やフォークリフトのような車両を検知できます。
  一部の環境で効果的なモードです。

留意事項
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(2) ホームページに掲載する情報に対するついての責任は、提出者が負うものとします。
(3) 利用者からのホームページ等に掲載された情報に関する問い合わせについては提出者が対応するものとします。
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