No153
コード14
大分類維持修繕・災害対策用機械
中分類切削機
発生日2012.07
天候
能力切削幅2.05m
事故の型激突され
作業内容1撤去(舗装)
作業内容2移動操作(前進)
被災者共同作業員
発生状況信号機を点滅に変え、切削機を現場から40m離れた重機置場より規制内へ自走していた。オペレータは、運転席の右側に乗車し、交通誘導員の誘導で現場の手前の交差点を左折した。その時、オペレータは被災者が左側歩道上にいたことを確認していた。その後、現場内に自走し、センター側と架空線に注意しながら切削機を施工方向に合わせた。その時、何らかの理由で、被災者が切削機の前方に入ったのに気が付かず、左前輪で轢いた。
発生状況図版153
発生要因・重機搬入時に、誘導員を配置していなかった・オペレータの周囲確認不足(人はいないだろうと思い込んでいた)・被災者が重機の死角に入った・切削機に巻き込まれ防止装置等の補助装置が付いていなかった
事後対策・現場内での重機搬出入時も、誘導員を配置し誘導させる・オペレータは周囲の安全確認を第一に行い、セット作業は一度止めて改めて周囲確認後に行う・切削機の死角訓練・誘導教育訓練を行い、重機が動いているときは死角に入らない・巻き込まれ防止バンパー等の補助装置を装着するよう指導する