No157
コード20
大分類その他の機器
中分類高圧洗浄機
発生日2011.08
天候不明
能力不明
事故の型飛来、落下
作業内容1斫り(コンクリート)
作業内容2作業操作
被災者操作者
発生状況被災者は、右岸支保工区間の上床版突起物撤去作業を実施していた。この時、水圧の反動を受けガンが滑り落ちそうになったため、ガンを保持しようと踏ん張ったが、足元が滑って転倒した。その際に、ガンの筒先が被災者の頚部に向き、高圧洗浄水が当たり、負傷した。監視員が異常に気付きスイッチをオフにし、作業場所に駆け付けたが、頚部損傷(裂傷)で受傷していた。
発生状況図版157
発生要因・高圧洗浄作業では、機械オペレータ、監視人、ノズルマンの3人1班の作業を基本とする。今回は200MPaで作業を行っていた(今回の機械能力は最大圧力240MPa、現場で常用するハイウォッシャーの圧力は4MPa程度)
事後対策・狭隘な場所、滑りやすい場所での段取り替えや、イレギュラーな事態に対しての操作手順の確認を行う・資格に関しては、法令で定める資格はないが、(公社)日本洗浄技能開発協会の定める「高圧洗浄作業者教育」修了者か、産業洗浄技能士の教育修了者の就労を基本とする