No142
コード13
大分類舗装機械
中分類コンクリート舗装機械
発生日2013.1
天候
能力10m
事故の型挟まれ、巻き込まれ
作業内容1点検・整備
作業内容2整備
被災者点検・整備員
発生状況現場内にてコンクリート舗装施工機械(スリップフォームペーバ)の整備中、スクリューを回しならグリスアップを行っていたところ、安全チョッキがスクリューに絡まり、そのまま右腕がスクリューに捲き込まれて上腕骨を骨折した。付近では、別の機械担当者が1名整備を行っていたが、個別に作業していたため即座に機械停止等の措置を取れなかった。
発生状況図版142
発生要因・被災者は、作業手順に定められた通りの作業を行っていなかった・スクリューを回転させながらグリスアップ作業をしていた・整備は2名で行っていたが、作業分担の都合で実質1人作業の状態であった・捲き込まれ易い安全チョッキを着用していた・通常作業のため、慣れによる不注意があった
事後対策・スクリューを回転させながらの作業禁止・手順書を見直し、教育を徹底する・整備作業は、個別作業ではなく2名で行う・グリスアップを、安全が確保出来る状態で出来る方法とした(用具の改善による)