No54
コード2
大分類掘削機械
中分類バックホウ
発生日2002.10.08
天候
能力不明
事故の型激突され
作業内容1資材揚重
作業内容2作業操作(用途外使用)
被災者共同作業員
発生状況公園工事のL型擁壁(6個)据え付け作業を被災者所属の作業員4名と、別の協力会社の重機オペレータ1名で行っていた。被災者は、据え付けた擁壁の微調整、目地詰めを担当していた。最後の擁壁を据え付け、玉掛け者が上2つ、下1つの吊り金具のうち、上2つを先に外したが、それを見たオペレータが吊り金具全部が外れたものと思い重機を動かしたため、L型擁壁が転倒し、擁壁の反対側で作業していた被災者にぶつかった。
発生状況図版54
発生要因・玉外しが完了したものと思い込み、確認せずに重機を動かした・クレーン仕様バックホウを使用しなかった・オペレータと玉掛け者との合図確認が不十分
事後対策・クレーン仕様バックホウを使用する・玉掛け者の合図に従いバックホウを動かす・玉外しは、下から外す手順に変更する・吊荷作業が完了するまで、作業半径内に作業員を立ち入らせない(監視人を配置する)