「急傾斜法面等に適用できる草刈り技術」の性能評価項目等に対して意見募集を行います

 一般社団法人日本建設機械施工協会(以下、JCMA)では、『急傾斜法面等に適用できる草刈り技術』に関する要求性能及び性能確認方法に対する意見を、9月30日(金)から10月21日(金)まで募集します。
維持工事等において、河川堤防や道路の法面の除草作業が各種の除草機械により実施されておりますが、施工範囲の勾配は一様ではなく、除草作業に危険を伴う急傾斜箇所が含まれるため、肩掛け式草刈り機による人力施工となっているのが現実です。このような箇所においては、急傾斜法面等においても安全かつ効率的に除草ができる草刈り機を適宜選択して使用することが重要となっています。
 しかし、市場にある草刈り機の適用可能勾配・施工能力等が、発注者・施工者が参照できる形で整理・提供されていないため、機種の選定を誤るリスクがあり、急傾斜法面等での草刈りにおける安全性や効率性が課題となっています。
 そのため、急傾斜法面等においても安全かつ効率的に除草ができる草刈り技術を導入するためには、必要な技術基準類の性能規定化や迅速な性能の確認手法を確立し、試験方法及び評価方法を設定した上で、同一条件下で技術の性能を比較してまとめる必要があります。

 本募集は、新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型(技術公募)」の実施にあたり、そのプロセスの一環として「急傾斜法面等に適用できる草刈り技術」の性能評価項目及び試験方法の設定にあたり意見募集するものです。
なお、「急傾斜法面等に適用できる草刈り技術」の実施は、令和3年3月末に第三者機関等として選定されたJCMAが行うものです。

◆意見募集
急傾斜法面等に適用できる草刈り技術に対する性能評価項目等について(PDF)

◆意見募集期間
令和4年9月30日(金)から令和4年10月21日(金)
◆意見募集要領
別紙-1 意見募集要領(PDF)
◆性能評価項目と試験方法(案)
別紙-2-1「急傾斜法面等に適用できる草刈り技術」の要求性能及び性能確認方法(案)(PDF)
別紙-2-2「急傾斜法面等に適用できる草刈り技術」の試験方法及び評価方法(案)(PDF)
◆応募様式(案)
別紙-3 応募様式(Excel)

≪問い合わせ先≫
(一社)日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所
研究第三部 草刈り技術 担当
電話:0545-35-0212 FAX:0545-35-3719
E-mail:netis-kusakari@cmi.or.jp…

書籍『よくわかる建設機械と損料2022』を5月27日に発売します

一般社団法人日本建設機械施工協会(会長:金井 道夫)は、5月27日に書籍『よくわかる建設機械と損料 2022』を下記の通り発売します。

本書は先に発刊した書籍「令和4年度版 建設機械等損料表」の記載・掲載内容をわかりやすく解説したもので多くの特長を持っています。単に損料に関する理解を深めるだけでなく、機械そのものに対する幅広い知識を得るという点においても有効・有益な資料と考えます。是非ご活用下さい。

詳しい情報はこちら

■発売   :令和4年(2022年)5月27日(金) ■書籍の体裁:A4版、一部カラー、320ページ ■本体価格(税別・送料別) 一般:6,000円  会員:5,100円

■書籍の内容(目次)

Ⅰ.損料算定表の解説

Ⅱ.特殊機械の機械損料

(橋梁架設機器/作業船/ダム施工機械/無償貸与機械/除雪機械)

Ⅲ.令和4年度版 損料算定表の改定概要

Ⅳ.関連通達・告示の解説

Ⅴ.建設機械の分類・概要と主要メーカ・型式名

Ⅵ.索引でヒットしない機械

■お問い合わせ先: 東京都港区芝公園3-5-8 一般社団法人 日本建設機械施工協会(TEL:03-3433-1501)…